歯科治療の疑問にお答えします

歯科治療に疑問を感じたことはありませんか?

歯科治療に疑問を感じたことはありませんか?

歯医者が行っている治療に対し、「何をしているのかわからない」「どうしてこの治療をしているのだろう?」といった疑問をお持ちの患者様も多いことでしょう。こちらでは、こうしたさまざまな疑問や質問に、さいたま市大宮区の歯医者「井上歯科医院」がQ&A形式でお答えいたします。

治療そのものに対する疑問

たった1本の歯の治療のために、なぜ何度も通う必要があるのですか?
虫歯はとても再発しやすい病気です。そのため、段階を踏んで丁寧に治療を進めていくことが、再発防止には大切だと考えています。虫歯になった部分を治療すると、そこを補うための詰め物や被せ物が必要になりますが、その詰め物や被せ物の作製にも日数がかかります。そして、お口というのは総合的なバランスが大切なので、虫歯になった1本だけを診るのではなく、口腔内全体をチェックしながら原因を突き止め、根本から正しく治療していくことが欠かせません。こうした理由で、丁寧な歯科治療にはどうしてもある程度の時間が必要になります
神経を抜いたはずなのに、まだ痛みがあるのはなぜですか?
本来、「神経を抜く」「神経を取る」といった治療(根管治療)を行ったら、痛みはなくなるものです。それでも痛い場合は、根管治療が不完全であったことが原因のひとつとして考えられます。この際には、根管の内部や歯根の先に炎症が起こっている可能性があります。もうひとつは、歯周病の進行です。こちらの場合は、歯肉が炎症を起こしてしまっていることが考えられます。どちらにせよ、痛みを感じるようなら治療が必要ですので、お早めにご相談ください。
同じ治療なのに、歯医者によって金額が違うのはなぜですか?
保険適用外(自費診療・自由診療)の治療を行った場合には、その内容によって価格に違いが出ます。例としては、審美歯科素材を用いた治療やインプラント治療、特殊な入れ歯治療などが挙げられます。また、自費診療での詰め物・被せ物・入れ歯の場合には、治療の方法や材料などによっても価格が異なってきます。

各治療に対する疑問

審美歯科・ホワイトニング
審美歯科とは何ですか?
審美歯科は機能面だけでなく、「見た目」についても焦点を当てた総合的な歯科治療のことです。健康的な歯でしっかり噛めることと、美しい口元を作ることの両立を目指します。審美歯科における治療・処置には、大きく分けて「詰め物・被せ物による補綴治療」と「ホワイトニング」の2種類があり、これらによって「歯を白くしたい」「歯並びを美しく見せたい」といったご要望にお応えしています。歯並びや歯の色は患者様のご希望に合わせて調整できます。
治療中は歯のない期間があるのですか?
歯を整えている最中は、特別なケースを除いて仮歯を入れるので、普段の生活に支障をきたすことはありません。また、仮歯の違和感などもほとんどないので、安心してご利用いただけます。
ホワイトニングではどれくらい白さを保てますか?
個人差がありますが、平均で1~2年程度は「白い状態」を保つことができます。白さが落ちてきたな、と感じた場合には、再度ホワイトニングを行うことで効果を取り戻すことができます。また、ホワイトニング終了後にも専用の歯磨き粉を使用することによって、白さがさらに持続します。
歯周病治療
歯周病は誰でもかかってしまうものなのですか?
歯周病になってしまう大きな原因の一つは、歯についたプラーク(歯垢)と歯石です。そのため、毎日のブラッシングと歯科医院での定期的なケアでプラークと歯石を取り除けば、歯周病のリスクを少なくすることができます。当院では予防処置に特化した歯科衛生士がブラッシング指導やメンテナンスをしっかり行いますので、高い予防効果をご期待いただけます。
プラークとはなんですか?
細菌が歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に残った食べカスを養分にして作った、白色または黄白色のネバネバした物質(固まり)です。プラーク1mgには1億個以上の細菌が存在していると言われ、このプラークが細菌繁殖の温床になるため、しっかりと除去することが大切になります。
タバコと歯周病にはどんな関係がありますか?
実は、非喫煙者よりも喫煙者のほうが歯周病の回復が遅いという報告が多数あります。その結果から、タバコを吸うことは歯周病に対し少なからず影響を与えていると言えるでしょう。タバコにはその他にもさまざまなリスクがありますので、健康のことを考えるのであれば禁煙することをおすすめします。
インプラント治療
インプラントとはなんですか?
インプラントはチタンなどで作られた人工の歯根のことです。これを虫歯や歯周病などで歯を失ってしまった部分の顎の骨に埋め込んで固定し、その上にアバットメント(連結部)と人工歯冠(主にセラミック製)を装着することで、歯の機能を高いレベルで回復することができます。
治療の期間はどれくらいかかりますか?
それぞれの患者様のお口の状況によって異なりますが、基本的には2~6ヶ月ほどで、他の治療に比べると期間が長くなる場合が多いです。
一度入れたインプラントはどれくらい持ちますか?
インプラントは人工歯根のため、それ自体が虫歯などになってしまうことはありません。しかし、その周辺の歯ぐきや顎の骨が歯周病に似た症状を引き起こす「インプラント歯周炎」になってしまうと、最悪の場合には抜け落ちてしまうこともあります。そのため、寿命を延ばすには毎日のブラッシングと歯医者での定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。
矯正歯科治療
治療にはどれくらいの期間がかかりますか?
大人の方であれば2年から2年半、子どもの場合は半年から1年半程度が目安になります。ただし症状によっても異なりますので、詳細は担当ドクターと一緒に計画を立てる際にご確認ください。
通院はどれくらいの感覚で行えばよいでしょうか?
矯正装置ができあがり、装着後は1ヶ月に一度程度の通院で結構です。装置を外したあとは1年に数回程度。経過観察中になると、3ヶ月から半年に一度の通院になります。
口腔外科治療
口腔外科の治療には保険診療が適用されますか?
基本的には健康保険の適用範囲内で治療を受けることができますが、矯正治療や審美目的の場合には自費診療(自由診療)になる場合もございます。詳しくは直接お問い合わせください。
妊娠しているかもしれないのですが、今すぐ親知らずを抜歯したほうがよいでしょか?
妊娠中の歯科治療では、タイミングが重要になります。初期や出産間近の場合は、基本的には避けてください。妊娠中期(安定期)や出産後に、産科の先生と相談したうえで行うようにしましょう。

治療費に関するご不明点は、お気軽にお問い合わせください TEL : 048-643-5796 土曜も18:00まで診察 / 大宮駅徒歩10分 / カウンセリング重視